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技術のことをかくこころみ

必要のないログインセッションを消す

Xubuntuのログイン画面にてログインのセッションの選択をするドロップダウンリストがある。
インストールしたときのままだと「Xubuntuセッション」以外にもいろいろと選択肢があるが
Ubuntuセッション」も「GNOMEセッション」も使わないから消したいね、という記事

Xubuntu 10.10のログインセッション選択中の画面

手順としては、おもむろにSynapticパッケージマネージャを起動したのち
いくつかの残さなければいけないパッケージのみに注意しながら
必要のないものを削除していけばよいだけ。

残さなければいけないものは以下の5つ

  •   unity-greeter ... Unityは使わないとしても残さなきゃダメっぽい
  •   gir1.2-unity-5.0 ... これもUnityに関連しているらしいがよくわからん
  •   libunity9 ... 上のgir1.2-unity-5.0との依存関係によりアンインストール不可
  •   accountsevice ... useraddコマンドなどと関連しておりアンインストールするとやばい
  •   gnome-settings-daemon ... GNOMEセッションを使わなくても残さなきゃダメっぽい


自分の環境(Xubuntu 12.04 LTS)では上のパッケージだけを残せば問題は起きなかった。
おそらくこのなかで消しても問題のないものが環境によってはあるのかもしれないがそのあたりは未検証。
そもそもUnityを使う使わないに関係なく一部のパッケージは必ず残して置かなければならないらしい。
(参考:Ubuntu日本語フォーラム / 11.10でUnityを削除してみたら起動しなくなってしまいました

もし、上に挙げられたパッケージ(あるいは依存関係にあるなにか)を間違えて消してしまうと、下のようなダイアログが表示され、ログインできなくなる。

"gnome"の箇所は場合によっては"ubuntu"となることもある
こうなってしまったときは、落ち着いて別の仮想コンソールにログイン(CTRL+ALT+F1〜F6)したのち、間違えてアンインストールしてしまったパッケージを再インストールのこと。